モンバエルツ監督の考え [2015シーズン新体制発表会&新監督就任会見] 藤井雅彦 -1,048文字-
18日、マリノスは日産グローバル本社『日産ホール』で2015年の新体制発表会を行った。新加入選手は新卒3選手とレンタルバックの3選手のみ(会には参加せず)と地味な印象が拭えない催しとなった。新ユニホームについてもアウェイのゴールドが目を引く程度で、注目の新監督も所信表明を行ったのみ。全体を通してみるとやや寂しい発表会であった。
そんな中、新体制発表会後にメディア向けてエリク・モンバエルツ監督の就任会見が行われた。質疑応答形式で約30分間行われた会見ではさまざまな角度から質問が飛んだが、指揮官はそのすべてに誠実な対応を見せてくれた。丁寧に言葉を選び、質問によっては具体的な名前を挙げて応対する姿勢には好感が湧いた。
要旨について触れると、他媒体の多くはモンバエルツ監督が日本サッカーに縁のあるアーセン・ベンゲル監督やフィリップ・トルシエ監督と親交があり、彼らからアドバイスを受けていた点を報じるであろう。たしかに我々にとっても馴染みある名前が出たことで親近感が湧き、監督が日本サッカーとJリーグ、そして日本人を理解しようという表れが見て取れるエピソードだ。
そこで、あえてこの場ではそれとは違う話題を主にしたい。嘉悦朗社長はじめクラブが指揮官に期待するのはチームの勝利であり、優勝というタイトル獲得だが、具体的には得点力アップである。その課題に対するモンバエルツ監督の考えは以下のとおりだ。
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