「覚醒・齋藤学」 -蒼井真理の独自視点
齋藤学のプレー、特に攻守におけるオフ・ザ・ボールの動きの質が急激に向上したことに気付いたのは、31節アウェイの神戸戦だった。
8月に五輪代表からチームに戻った学のパフォーマンスは、なかなか上向かなかった。紅白戦でも攻守に絡めず孤立するシーンが多く、27節アウェイ大宮戦前の練習終了後には、右SBの小林祐三と共に、通訳を介しながらドゥトラにアドバイス(というより説教)を受けた。身振り手振りを交えまくしたてるドゥトラに学は何も言い返せず、その後は暗い表情で小坂コーチと長時間話し合った。
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