「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

(PKの人選について)「俊輔と話したい」(モンバエルツ)・「ブサイクなゲームでいいから勝ち点3が必要」(喜田) [名古屋戦前コメント]

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「2連敗してしまったことはとても残念。この2試合、負け方は違った。湘南戦の内容は悪くなかった。ただ守備面でミスがあった。攻撃ではチャンスを作れていたが、最後のところで効果的なプレーができなかった。でも相手はゴールを守るために激しくプレーしていたので、それをこじ開けることが簡単ではないのも知っている。次に向けて良くしなければいけないのは、プレー内容ではなくメンタル面。攻撃も守備もゴール前で良い選択をすることが重要だ。

(名古屋について)これといったスタイルがあるわけではない。ただ危険なチームではある。競り合いやポストプレーに強い選手がいて、あと永井もいる。彼らは強さとスピードを持っている。あとMFのプレッシングをかけてくるので、それらは危険なチームと言える。相手のプレスをかわして、しっかり攻撃を組み立てることが必要。プレッシャーがある中でのビルドアップが明日の試合のキーポイントの一つになるだろう。『自分たちがイニシアチブを握る』と選手にメッセージとして伝えたい。

(PKの人選について)決めることはしないが(中村)俊輔と話したいと思う。チームには複数のキッカーがいる。2~3人のキッカーがいるのはどのチームでも同じこと。でもキッカーは自信がないと蹴れない」

 

FW 9 カイケ

「先発で試合に出ることになれば、試合に勝つためにプレーするのは当然のこと。結果を残したい。(PKについて)もちろんチャンスがあれば蹴りたいと思っている。自分は18歳でプロになって、いま10年が経過した。その中で良いタイミングもあれば、悪い時期もあった。PKは必ずしも100%決めたわけではない。でも練習をしっかりやっているので悪いイメージはない。チャンスがあればしっかり決めたい」

 

MF 11 齋藤 学

「連敗してしまったことは事実。それを止めないといけない。この前の試合はもちろん気合いが入っていたけど、ベルマーレはそれ以上だったかもしれない。試合が終わった(端戸)仁やハムちゃん(奈良輪雄太)が泣いているのを見て、そう思った。戦術やフィジカルは大事だけど、それ以上に気持ちが大事になる。いまウチは優勝争いどうこうではなくなっている。でもレスターのように勢いで突っ走れる可能性もあったと思う。とにかく明日、名古屋に勝って、甲府に連勝して、ようやく上位争いに絡んでいける」

 

 

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DF 22 中澤 佑二

「名古屋は浦和に負けたけど、金曜日に試合があったので中4日のゲームになる。ウチは中3日なのでフィジカル的には厳しいけど、強いメンタルを持って戦わないといけない。名古屋の前線には大きな選手がいて、その裏に永井が走ってくる。大きなFWがいるのは今年のJリーグのトレンド。セカンドボールの攻防でサボらないこととディフェンスラインとボランチがスペースを消すことが大事。それを90分通して続けないといけない。サボったら負けてしまう」

 

MF 28 喜田 拓也

「湘南戦の負けをうまく消化できていない。チャンスを作れていたし、チームとしての内容はそこまで悪くなかった。ただ個人的な出来にはまったく満足していない。交代しても仕方ない出来だった。優勝するチームは連敗しないので痛い連敗になった。でも、この名古屋戦と次の甲府戦で連勝すれば、もう一度上位に食らいついていける。一つ勝てば流れはガラリと変わる。相手もあることだけど、自分たちでネガティブにとらえすぎて流れを悪くするのはもったいない。ブサイクなゲームでいいから勝ち点3が必要」

 

 

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