「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「試合前のサポーターの応援にはいろいろ感じるものがあった」(齋藤)・「最後までやりたかった」(栗原) [鹿島戦後コメント]

 

【試合を終えて】

エリク・モンバエルツ 監督

「非常に高い強度のゲームだった。少なくとも今日は引き分けの内容だったのではないかと思う。相手よりもたくさんのチャンスを作っていた。ただセットプレーで失点してしまった。今日の選手たちのパフォーマンスは、本当に素晴らしかったが、あのセットプレーからの失点が悔やまれる」

DF 22 中澤 佑二

「結果だけを見ると、ファウルをしてセットプレーを与えて失点してしまった。1-0で負けるときによくあるパターンだと思う。去年の鹿島戦とくらべると内容は良かったかもしれない。ただ僕たちは勝ち点3を目指してプレーしていて、結果として勝ち点を取れていない。チャンスを作っているように見えるけど、公式記録を見るとシュートは7本だけ。(齋藤)学とマルちゃん(マルティノス)の両ウイングの頑張りだけなので、もっとチームとしてのコンビネーションが必要になる」

FW 16 伊藤 翔

「鹿島のような試合巧者に、早い時間帯のセットプレーから失点してしまうと、このような展開になってしまう。ただ、その後はだいぶ盛り返せたと思う。誰かのシュートが1本でも入っていれば違う展開になった。いままでの鹿島戦のように何もできないで負けたわけではないので、手ごたえというか収穫は少なからずあった。ただ負けてしまっているので、なんとも言えない部分はある。失点したあとくらいからようやくエンジンがかかったので、そこはチームとして見直さないといけない」

 

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MF 11 齋藤 学

「失点があの時間帯で苦しかったけど、最近の鹿島戦のように圧倒されて負けたわけではない。点を取られてからもアグレッシブに奪いに行ったり、引いてブロックを作って守ったりと使い分けることができたし、攻撃でも自分とマルちゃん(マルティノス)のところでチャンスを作れた。でも結果は結果として受け止めなければいけない。試合前のサポーターの応援にはいろいろ感じるものがあったので、だからこそ結果を出さないといけなかった」

DF 4 栗原 勇蔵

「失点場面以外は、わりかしうまく守れていて、ピンチらしいピンチもあまりなかった。早い時間のセットプレーで失点したからそういう展開になったかもしれないけど、いま考えるともったいない失点だった。今日は最後までやりたかった。展開的にしょうがないのかもしれないけど、ちょっと残念だった。けがはしていない。(オーバーヘッドキックについて)あれはなかなか入らないだろうけど、入っていれば全然違うことになっていたと思う。自分としても結果がほしかったけど、こういう結果になってしまった」

DF 13 小林 祐三

「アウェイの鹿島戦という難しい状況でも、チームとしてのメンタルティを示すことはできたと思う。でも結果を出せていないという事実はある。いままでと同じ負けとは思わないけど、勝ちたかった。失点場面は甲府戦とまったく同じ。まったく必要のないファウルでセットプレーを与えてしまったのだから、自分たちに見直すべきところがある。ゴール前のマークの問題もあるけど、インスイングでいいボールが入ってきたら難しい。だからこそファウルしてはいけなかった。(パク)ジョンスは自分の判断でプレーしていたし、展開力もあって良かったと思う」

 

 

 

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