2016年06月24日 18時51分　
カテゴリ： 選手コメント

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ　監督

「（中村の状態について）足首のけがだ。どんな状況でも常に何らかの手を打たなければいけない。（中村）俊輔が足首に問題を抱えているのは、いま始まった話ではない。そして常に置かれた状況に対応して、より良い策を考えなければいけない。サッカーではアクシデントがあるし、コンタクトプレーによる負傷もある。特に前線の選手はそういったことが起こりやすい。

（兵藤について）彼はクオリティのある選手だ。コンビネーションを使えるし、俊敏性がある。サイドよりも中央のほうがプレーしやすそうに見える。彼のモビリティはチームのプラスになるだろう。そして運動量もあるので、守備でもチームを助けてくれる。計算できる選手だと思っている。普段からトレーニングに取り組む姿勢も素晴らしい。兵藤には中村と同じようにやってほしいとは求めていない。

　FC東京はアジアチャンピオンズリーグに出場し、日本代表選手もいるクラブだ。二人のCBは代表レベルの選手。低い位置にブロックを作って、いい守備をしている。とてもコンパクトな守備で選手たちが経験を持っている」

GK 1 榎本 哲也

「大宮戦は勝てる可能性もあったけど、展開的には負けなくてよかった試合だと思っている。今年はここまでホームで2勝しかしていないので、とにかく勝たないと始まらない。いまの順位についてはあまり知らない。とにかく勝ち点を積み上げて2ndステージに向けて弾みをつけたい。内容よりも結果が大事なゲーム。FC東京は連戦なのでコンディション的にはウチが有利だと思う。（水沼）宏太の右足には気をつけたい。FKやロングシュートもあるので、DFはしっかり寄せないといけない」

MF 8 中町 公祐

「ここまでの結果は物足りなさがあって、それが歯がゆい。今年はピッチ内外でマリノスに変化のあった年。だからこそ結果が必要だけど、短絡的な見方だけではいけないとも思っている。ポジティブにやっていきたいし、全員が同じ方向を見て進んでいきたい。ゲーム内容的には、今年は良くも悪くも紙一重のゲームが多い。だから自分たちの手ごたえと結果が結びついていないことも多い。そのあたりは後半戦に向けて修正していきたい。ヒョウ（兵藤）は潤滑油。相手にとってジャブになるプレーができるし、自分にとってはやりやすい」

MF 7 兵藤 慎剛

「自分はもともと前の選手だし、今年はボランチでプレーすることが多かったけど前のポジションが好き。相手選手の間やバイタルエリアでボールを受けて、1トップとの距離があまり離れないようにしたい。ウチのサイドMFは開いた位置から1対1を仕掛けるプレーが多いけど、自分が間に入ってクッション的にボールを受けて、ワンツーやコンビネーションで崩すプレーも必要。それが足りないと思っていた。何度も動き直して、相手の嫌なところを突きたい。（セットプレーについて）シュンさん（中村）は日本一のキッカー。精度は落ちるかもしれないけど、いいところにボールを蹴れば中には強さを持った選手がいる」

FW 20 マルティノス

「2ndステージの最終節ということは関係なく、目の前の1試合に対して全力で取り組む。ここまでの自分を評価するのは難しい、けがをしたり、試合に出られないというのは、自分にとってはゼロ。1日も早くチームと日本に慣れたいと思っていたが、なかなか難しい部分もあった。でも個人的には日本を楽しめている。日本は食べ物がすべて美味しいし、環境も整っている。電車も時刻通り来る（笑）。サッカーの違いはあるけど、Jリーグはこれからもっと発展していくと思う」

MF 10 中村 俊輔

「慢性的な足首痛。いつも両足首が痛いけど、今回は特に右足首が痛い。ここで一度休んでしっかり治す。これからのサッカー人生もあるし、この期間を利用して、全体的にしっかり鍛え直して2ndステージを戦いたい」