齋藤「ミカとは練習中によくケンカしたりしていたので悲しい」 ・新井「自分たちの弱さや甘さが出た」 [東京戦後コメント]
【試合を終えて】
エリク・モンバエルツ 監督
「今日の結果を受け入れるのは非常に難しい。負けるパフォーマンスではなかったと思う。お互いに1点を取るのが難しい展開だった。皆さんご存知のようにFC東京は守備が堅いチームだ。その相手から、我々はチャンスを作っていたのが、それを得点に結びつけることはできなかった」
――すぐに2ndステージが始まるが、どのような戦いをしていこうと考えている?
「たしかに、すぐにセカンドステージが始まる。選手たちにも言っているが、フィニッシュのところを改善しなければいけない。我々はチャンスを作っているが、それを決め切るということができていない。フィニッシュの部分を高めなければ、我々は上の順位を狙っていくことはできない」
――カイケとマルティノスが久々に同時先発だったが、彼らの今日のパフォーマンスについて、そして2ndステージで彼らに望むことについて教えてほしい。
「やはりもっと効果的なプレーを彼らには求めたい。Jリーグでやっていく上ではもっとアグレッシブさと、そしてもっと攻守において走るということを求めていきたい」
DF 22 中澤 佑二
「今日はヒョウ(兵藤)が前に入って、立ち上がりは前からボールを奪いに行く形だった。でも後半になってチャンスを決めきれなかった。相手も必死に守る中で決めきれず、セットプレーからやられた。サッカーにありがちな展開。90分通して相手のチャンスは最後のセットプレーくらいだったと思う。平山がヘディング強いのはわかっていた。チームとしてセットプレーを与えない守備をしなければいけなかった。いまは守備もビルドアップも点を取って勝つためのものになっていない」
GK 1 榎本 哲也
「あそこは止めたかった。相手のチャンスとしては最後のCKしかなかったと思う。そこを決められてしまった。前回の大宮戦もそうだったけど、シュートが決まらないとこういう展開になってしまう。自分も危ないとわかっていながら止められなかった」
MF 7 兵藤 慎剛
「単純に自分たちがシュートを決められなかった。チームとして良い時間帯は何人かの選手が絡んで攻撃できた。でもチャンスを決められない場面が続いた。攻撃に出るときにボールを奪われてリズムを失ったのがもったいない。そこから相手にCKを与えてやられてしまった。自分の良さは人と絡みながら互いを高めていけるところ。でもチーム全体が間延びしてしまって、ボール回しが上手くいかない場面もあった。自分自身、トップ下で消える時間帯が何度かあった」
MF 11 齋藤 学
「チャンスがいくつかあった中で決めきれないのはチームの力のなさだし、自分も責任を感じている。今日はシュンさん(中村)がいない中でヒョウ(兵藤)やマチ(中町)、キー坊(喜田)や自分が動きを出していくことでチャンスを作れた。(新井)一耀もサイドをほとんどやられていない。こういう悔しい思いを持って次に向けてやっていくことが大事。いまは優勝、優勝と言っていられる状況ではない。目の前の試合に向けてチームが一つになっていかなければいけない。ミカ(三門)が移籍してしまったし、ミカとは練習中によくケンカしたりしていたので悲しいけど、ここから何をするかで先が変わってくる」
DF 15 新井 一耀
「準備はできていた。試合の内容的にはどちらが勝ってもおかしくなかったと思うけど、最後はセットプレーからやられてしまった。そこは自分たちの弱さや甘さが出たと思う。今日はチームとしても個人としても良い入り方ができて、積極的に攻撃参加も少しできた」