「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「神戸戦の前半が悪かったわけではない」(モンバエルツ、齋藤)・「広島はショートカウンターのチーム」(中町) [広島戦前コメント]

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「神戸戦の前半が悪かったわけではない。ビルドアップを良くしたいという狙いで後半から(中村)俊輔を入れた。これは何度も言っているが、システムは同じ。ただ入る選手によってチームの特徴が変わる。ある選手によっては相手の裏を狙うプレーが多くなり、ある選手が入れば中盤が厚くなる。そういった違いがチームに生まれるだろう。

(広島戦のメンバーについて)いまはまだ考えているところ。ただ、広島は自分たちのスタイルを確立している。しっかりとした守備でボールを奪うことが大事になる。それがシステムやメンバーを決めるポイントになる。自分たちのフィロソフィーは変わらないが、攻守において良いバランスを見つけなければいけない」

MF 11 齋藤 学

「神戸戦の前半の内容が悪かったわけではない。相手の背後を突くことはできていたけど、パスの出し手と受け手のタイミングが合わなかっただけ。4~5回はチャンスがあったし、それによって相手のCBが疲弊したと思う。広島戦を2トップのまま戦うなら、最初は前からボールを追うことが大事。奪ってからは相手の裏を狙ってスピードある攻撃を出したい。いまは2トップが裏を狙って、自分とマル(ティノス)が仕掛けていく形ができつつある。それによって相手に圧力をかけたい」

 

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MF 8 中町 公祐

「次の広島戦次第。せっかく3連勝して首位にいるわけだし、その緊張感を持って戦うのは大事なこと。広島戦に関してはアウェイゲームのほうがやりやすい。相手にボールを持たれる時間帯が長くなるかもしれないし、その場合はアウェイのほうが割り切って戦える。いまは攻撃に厚みを出して、相手のボックス内に3~4人入っていけるようになっている。ただ、広島はショートカウンターのチーム。ポゼッションしているけど、常に早い攻撃を狙っている。無理をして人数をかけるのか、ゆっくりするかの判断が大事」

DF 13 小林 祐三

「2ndステージ開幕後の3試合は、どの試合もたくさんチャンスを作る中で結果的に3ゴール決まっている。たまたまスーパーシュートが3発入っているという内容ではない。だからこの内容を続けて、さらに向上させていきたい。広島はけが人が多いみたいで本来の姿ではないかもしれない。ただ、それは1stステージで対戦したときも同じで、その試合でウチは負けている。だから相手のチーム状況に関係なく、今回はしっかり勝たないといけない」

 

 

 

 

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