「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「久しぶりに先発のチャンス」(兵藤)・「高い位置で我慢して、相手のCBと駆け引きしたい」(伊藤) [鹿島戦前コメント]

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「(2ndステージ初黒星について)負けたときはもちろんうれしくない気持ちになる。でも選手たちの気持ちは切り替わっていると信じている。そして今週は台風の影響があって、難しい状況でのトレーニングになっている。ただ、これは天候という仕方のない理由なので、その中でできることをやっていくだけ。

(マルティノスの出場停止と中町の負傷について)たしかに彼らがいない影響がないとは言えない。でもこれまでもチーム全員で戦ってきた。前回の試合は喜田が出場停止でいなかったが、それをカバーして戦った。今回はマルティノスと中町がいないが、代わりに出場する選手はチャンスと感じてプレーするだろう。右サイドは(遠藤)渓太か(前田)直輝のどちらかになる。二人ともそのポジションでプレーできるが、これまでは渓太のほうが試合に出る機会が多かった」

 

MF 7 兵藤 慎剛

「久しぶりに先発のチャンスなので結果を出したい。でも自分ひとりで結果を出せるわけではない。でもまずは気概を出すことは大事。ひとりでもメンバーが代わればサッカーの内容も変わる。自分は周りと絡みながらチャンスを作ることが持ち味なので、そういうプレーを出したい。あまり無理をして前へ出ると全体のバランスが崩れてしまう。アントラーズはそういった隙を突くのが上手なチームなので、常にバランスに注意しながらプレーしたい」

 

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MF 18 遠藤 渓太

「先発なら2ndステージに入って初めてのこと。ただ、この試合が終わるとU-19日本代表でフランス遠征に行って、そのあとも代表メンバーに選ばれ続けると、マリノスでの試合にほとんど出られない可能性がある。だからどうしても結果がほしい。最近はベンチから見る機会が多くて、(齋藤)学くんやマルちゃん(マルティノス)のところはチームとしての強み。ここで全体を押し上げて、どれだけ1対1で勝てるかどうか。二人以上に仕掛ける姿勢を見せるのが最低限の役割だと思っている」

 

FW 16 伊藤 翔

「久しぶりに先発のチャンスがくるかもしれない。これまでもそうだったけど強い相手と対戦するときに先発の機会が回ってくる(苦笑)。でもやりがいはあるし、そこで結果を出せばアピールになる。カイケと2トップを組むなら、カイケは少し下がった位置でボールを受けたがる性質がある。だから自分はなるべく高い位置で我慢して、孤立するかもしれないけど相手のCBと駆け引きしたい。いずれにせよ距離感が大事になる。優勝争いに残るためにはもう負けられない。連敗すると 流れも空気も悪くなるので勝利がほしい」

 

GK 1 榎本 哲也

「FC東京戦で2ndステージ初めて負けたけど、そこからどれだけ気持ちを切り替えられるか。鹿島にも連敗すると2ndステージの優勝争いから完全に脱落してしまう。ここで踏ん張らなければ、これまでとまったく変わらない。ずるずるいってしまうのは簡単だし、それを食い止められるのは自分たちだけ。個人的にはとにかく無失点で試合を終えることがテーマ。特に前半を無失点で終えることで自分たちのリズムになる」

 

 

 

 

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