「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「学というよりもチームとしてうまく機能していなかった」(モンバエルツ)・「1-0で負けるよりは2-1のほうがいい」(栗原) [大宮戦後コメント]

 

【試合を終えて】

エリク・モンバエルツ 監督

「前半は相手の流れで苦しい展開だった。後半、我々は自分たちのプレーをやっと出せるようになった。しかし今日はチャンスの数を見ても大宮が勝利に値していた。でも2試合あるうちの1試合が終わっただけなので、2試合目に向けて準備したい」

――齋藤を中央で起用したが、機能しなかった原因は?

「私はそのように見ていなくて、(齋藤)学は良かったと思っている。良いポジショニングを取っていた。学というよりもチームとしてうまく機能していなかったと思う」

 

DF 4 栗原 勇蔵

「流れが悪い中で試合に入って、前半の残り10~15分はちょうどいいウォーミングアップになるかと思ったけど、後半になってもバタバタしていた。試合としても個人としても落ち着かない試合だった。勝ちに行くのか同点のままでいいのか、しっかり整理されていなかった気がする。引き分けたほうがよかったけど、1-0で負けるよりは2-1のほうがいい。アウェイゴールを取れたことをポジティブにとらえたい今日に限らず、ここ数試合はテツ(榎本)のセーブに救われている。それを結果につなげなければいけない。すぐに試合があるし、今回は2試合合計での戦い。これで条件は出た。どちらがうまく戦えるかも重要になる」

 

DF 24 金井 貢史

「前半の内容が全然ダメで、0-1で折り返すことになって、後半は少し自分たちのサッカーができたと思う。試合を通して自分が守備のところでチームに迷惑をかけた。自分の位置が高かったことで相手のプレッシャーを受けてしまってボールが回らなかった。後半は少し下がった位置で受けるようにして、前の選手を走らせることを意識したら良くなった。(ゴールについて)その前にもパンゾーさん(小林)からファーサイドにクロスが来て、今日は自分のところにボールが来る気がした。結果的にアウェイゴールの意味が大きかったと言えるように、第2戦を戦いたい」

 

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MF 7 兵藤 慎剛

「前半はチームとして何もできなかった。後ろを3枚にしてボールを回すやり方を相手にハメこまれて何もできなかった。自分がボールを受けた場面でも相手のプレッシャーがきつくて、前に運べなかった。そこで何かを変えられるボランチになりたいけど、今日はできなかった。前半に関してはサッカーができていなかった。そこは単純に自分たちの力のなさだったと思う。でもアウェイゴールを取れたので、第2戦で完封勝利して勝ち上がりたい」

 

MF 20 マルティノス

「前半は良くなかった。ボールに触れず、プレッシャーもかからなかった。チャンスを作れず、自分たちがボールを持っても相手のプレッシャーを受けた。後半は少しやり方を変えたことでアウェイゴールを決められた。でも自分のミスから失点してしまった小林が見えたけど、自分たちのゴールに近い位置なのでパスがずれて失ったらピンチになると思った。喜田も見えたが、出す瞬間に相手も見えた。それでゴールから遠ざかるようなプレーを選択したが、結果的に奪われてしまった相手に奪われてフリーの選手にパスを出されてしまった」

 

GK 1 榎本 哲也

「最後のところを止められないので自分の過失だと思う。チームを引き分けさせられなくて申し訳ない。あのシュートを止められなかったことがショックだし、それが試合結果に直結した。引き分けを逃してしまった。いくら何本シュートを止めても、最後の1本を止めなければ自分の評価はゼロ。でも味方がアウェイゴールを奪ってくれたから、気持ちを切り替えて次は本当に失点ゼロで勝ちたい」

 

DF 13 小林 祐三

「(前半について)ああいうときに息継ぎさせるようなプレーをSBとしてしたい。でもなぜか左サイドばかりにボールが行く流れになってしまって、どうにもできなかった。自分としても呼んでいたけど、もしかしたら出しにくいポジショニングだったのかもしれない。後半のゴールは、その前にキーちゃん(喜田)とワンツーで抜け出してチャンスを作れていた。どうしても点が必要な場面だった。負けてしまったけど次の試合を1-0で勝てば上に行ける。最高ではないけど最悪ではない結果だと思う」

 

 

 

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