ミーティングでは、選手やスタッフから異議や抗議、不満が立て続けに飛んだという ・・・エリク・モンバエルツ監督の契約更新について
21日、マリノスはエリク・モンバエルツ監督と2017シーズンの契約を更新したことを発表した。2015年からチームを率いるフランス人指揮官は来季で3シーズン目を迎える。また、同時にユース監督の松橋力蔵がトップチームのヘッドコーチに就任することも発表された。
モンバエルツ監督は就任1年目の昨季が7位、2年目の今季は10位と順位だけみれば下降傾向にある。練習メニューのバリエーションに乏しく、チームマネジメントはお世辞にも上手いとは言えない。何より成績自体が決して満足できるものではなかった。それらを踏まえた上でクラブは「継続性と新しい成長戦略のバランスを取る」という理由で続投を決めた。
監督交代はリスクと隣り合わせの作業だ。どれだけ前任者とサッカー観が似た人間に委ねたとしても、選手の人格把握やチーム作りには相応の時間がかかる。実質的にはゼロからのスタートと言い換えてもいい。今回のマリノスはそのリスクを避け、モンバエルツ監督に3年目のバトンを託した。
この件に関してクラブは同日午後、選手やスタッフを対象に説明の場を設けた。監督続投の意図やクラブとしての方向性について、主に長谷川亨社長と利重孝夫チーム統括本部長が話し、質疑応答を行ったようだ。予定していた時間を上回る約1時間に及ぶミーティングでは、選手やスタッフから首脳陣への異議や抗議、あるいは不満が立て続けに飛んだという。
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