利重本部長は「いまはとにかく俊輔選手。そこに意識をすべて注ぐ」と声高に言った
28日、マリノスは新横浜公園内施設で5日ぶりの全体練習を行った。周知のとおり11月24日は異例の降雪に見舞われ、アクシデントを未然に防ぐ意味合いも含めてオフとなった。翌25日はチーム内にインフルエンザが蔓延していることを懸念し、「感染を防ぐため」(エリク・モンバエルツ監督)急きょオフに変更。26日と27日はもともと連休が予定されており、結果として4連休になった。
インフルエンザや体調不良で練習を欠席している数名の選手は近日中に復帰できる見込みだが、負傷者に関しては復帰の見通しが立っていない。モンバエルツ監督は「より大きな問題を抱えているのは(中村)俊輔、(栗原)勇蔵、(下平)匠だ」と心配そうに話し、12月24日に行われる天皇杯準々決勝・ガンバ大阪戦での復帰も微妙な状況だ。下平は後半戦に入ってほとんど稼働しておらず、けがが完治してもコンディションに不安を残す。栗原は室内でのリハビリ中で、全体練習に合流するには時間がかかりそう。中村は復帰した先週のトレーニングで再び左ひざを痛め、再離脱を余儀なくされた。約1ヵ月後の試合とはいえ、彼らの状態は気がかりだ。
そしてこの日の練習後、利重孝夫チーム統括本部長が報道陣の囲み取材に応じた。
ジュビロ磐田から獲得のラブコールを受けている中村俊輔は、その去就に注目が集まっている。クラブは中村のエージェントと契約交渉の初日に交渉を行い、その後に本人同席の上で話し合いの席を設けた。
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