「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

2017シーズン始動 ・・・顔ぶれは若返った 

 

昨日16日の始動日からマリノスの2017シーズンが幕を開けた。現時点で登録されている27選手が一堂に会し、全体写真の撮影から新シーズンをスタートさせた。

しかしながら本格的な始動は20日に現地入りするタイキャンプ以降か。昨季終盤の負傷が癒えていない栗原勇蔵と伊藤翔は別メニューで調整している。いずれも順調に回復している様子で、栗原は「タイキャンプには帯同するし、宮崎キャンプからしっかり合流できれば」と見通しを語っている。

また、38歳の中澤佑二はオフ期間の短さを考慮し、キャンプ以降の始動が容認されていた。それでも初日、2日目の午前練習に自主的に参加するあたりがプロアスリートの鑑である。特別扱いされるよりも、若手と同じ練習メニューに100%の力で臨む姿勢は今年も不変だ。

オフには選手の入れ替わりが当然のように行われ、顔ぶれはかなり若返ったように感じる。30代の選手が少なくなり、20代前半の選手が増えた。「ちょっと居場所がないね」と苦笑いしたのは中町公祐。練習中にベテラン選手を見つけるのが難しいくらいで、新シーズンが始動したことを実感する。

補強については外国籍枠を中心に今後も目が離せない。登録上は最大であと二人の助っ人プレーヤーを獲得できる。齋藤学の去就次第とはいえ、ACL出場権獲得やカップ戦優勝を狙うのならば、いまの陣容では物足りない。ウーゴ・ヴィエイラとともに稼働できるストライカーか、日本代表MFが抜けたときに穴を埋められるサイドアタッカー、あるいは得点力を兼ね備えるゲームメーカーがターゲットだろう。

 

 

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