「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

チームは例年よりも早いタイミングでトレーニングの強度を上げている [タイキャンプレポート]


マリノスは大寒波が襲ってきた横浜を間一髪のタイミングで離れ、20日から温暖な気候のタイでキャンプをスタートさせている。この時期のタイは比較的過ごしやすい時期らしいが、それでも気温は朝晩20℃程度あり、日中は30℃近くまで上昇する。湿度も70%近いから、とても蒸し暑い。それでも真冬の日本にいるよりは気がラクだ。選手たちは半袖一枚でトレーニングに励み、取材している側はTシャツ1枚でも汗ばんでくる。

2日目を終えた段階で、チームは例年よりも早いタイミングでトレーニングの強度を上げている。その理由についてエリク・モンバエルツ監督は「24日と26日に試合がある。選手全員を交代できないと思うので、何人かの選手は90分プレーしなければいけない」と話す。3日後に早くも対外試合が組まれているのだから、ある程度仕上げておかなければならないだろう。そしてチームの平均年齢が24.9歳と若返ったことも、トレーニングのインテンシティを高められる要因になっている

また既報のとおり、このタイキャンプには齋藤学が帯同していない。海外移籍を見据えて日本で待機している状態で、利重孝夫チーム統括本部長も歩幅を合わせるように日本で動向を見守っている。齋藤という中心選手を失ったことを懸念していたが、現地でのトレーニングを見るか ぎり今のところ大きな問題はない。サイドMFを務めている選手はそれぞれ活発にプレーしている。

例えばプロ2年目の遠藤渓太にとって、今季は勝負の年となる。

 

 

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