「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

新加入の背番号6がこれからリーグ戦のレギュラー争いに絡んでくるか。マリノスに新たな争点が加わる [練習試合 清水戦]

 

前半

ダビド・バブンスキーがマケドニア代表、ミロシュ・デゲネクがオーストラリア代表、そして遠藤渓太はU-20日本代表候補に、それぞれ招集されている。齋藤学こそ日本代表に招集されていないが、マリノスには代表選手がしっかりいる。

少し気がかりなのは、ここへきて負傷者が増えてきている点。アルビレックス新潟戦を回避した喜田拓也は依然として別メニュー調整を続けている。その試合で右足首を痛めた天野純は金曜日の練習に加わっていたが、清水戦には出場せずに自己調整に努めた。また、疲労が溜まりやすいマルティノスも出場せず。栗原勇蔵と富樫敬真は木曜日のトレーニングで痛みを訴え、本隊から離れている。いずれの選手も長期離脱ではないが、これ以上のけが人はチームの運営を難しくしてしまうだけに、避けたい。

反対に、山中亮輔はすでに全体練習に復帰し、清水との練習試合にも後半45分間出場した。サイドMFとして出場してパワフルなドリブル突破を繰り出し、リスタートのキッカーも担当。左ひざの痛みが完全に消えたわけではないが、トレーニングに加わりながら治していくしかない状態まで回復している。それと昨季途中から故障に泣いている下平匠も、徐々に回復のペースを上げている。ウォーミングアップや軽めのシュート練習には参加しており、完全復活の日が近づいてきた。

 

 

さて、清水との練習試合である。0-1という結果を気にする必要がないが、それ以上に内容の薄さが気になるところ。とはいえ冒頭で述べたように、主にセンターラインの選手をあれだけ欠けばチームとしての機能性を期待するのは酷だ。攻撃は依然として齋藤学にかかる期待と負担が大きく、その他の攻め手はなかなか見つからない。

最大のトピックは、本来ボランチの扇原貴宏がトップ下で起用されたことだろう。もっとも今後も一列高いこの位置で起用するかという問いにエリク・モンバエルツ監督は「基本的にはNOだ」と言い切った。では、なぜ清水戦の前半にトップ下で試したのか。

「天野純が試合に出られないときに、代わりの選手を見つける必要がある。左利きで、あのポジションから相手の裏にも飛び出していける選手で、タカ(扇原)は今日それにトライしていた」

 

 

下バナー

(残り 598文字/全文: 1609文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ