「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ようやくここまで戻ってくることができた」(下平)・「勝たなければいけない状況だし、自分としても試合に出たい」(斎藤)・[新潟戦前コメント]

 

【試合に向けて】

エリク・モンバエルツ 監督

「明日のルヴァンカップはミックスしたメンバー。リーグ戦に出たメンバーの何人かと、出場時間が必要なメンバーが何人か。これまでのルヴァンカップよりも経験のある選手が出場するだろう。その理由の一つに、次のリーグ戦は日曜日なので中3日と回復の時間を確保できる。それと何人かの選手は日曜日のゲームに向けて、練習をやるべきか、それとも試合をやったほうがいいのかといったところで、試合でコンディションを上げたほうがいい選手がいるということ。(齋藤)学もその一人だ。ゲームに出たほうが状態を整えられる。ダビド(バブンスキー)やウーゴ(ヴィエイラ)、(前田)直輝も試合に出たほうがいいと考えている。それから(栗原)勇蔵や(パク)ジョンス、タカ(扇原)は徐々に良くなっているところなのでプレータイムが必要。マルティノスに関しては外国籍選手枠の問題がある。けが人がいる関係でミロシュ(デゲネク)はベンチに入れておかなければならない。

(ここまで2連敗していることで起用法は変わるか?)ここまでの2試合は結果こそ出ていないが、内容はそんなに悪くなかった。チームの中には若い選手がいて、彼らには試合経験が必要だ。信頼して試合に使っていかなければいけない。チームとして彼らが成長する機会を与えなければいけない。今回は若手を出しながら、経験がある選手も同時に出る。そして、より安定した力を出していきたい。残り4試合で12ポイント取れば上に進める。だから1ポイントも落としたくはない。

(新潟について)明日は遅攻において良いポジションを取り、相手の守備ブロックを崩さなければならない。このプレー局面が重要になる。ルヴァンカップはどのチームも大きくメンバーが変わる。だからどの選手に注意するかといったことを考えるのは難しい。自分たちがどう準備して戦うかに集中する。自分たちがコントロールできるのは、準備してきたことをしっかり出すということだ」

 

MF 10 齋藤 学

「レイソル戦の前の木曜日の夜に右ひざが腫れた。原因はちょっとわからない。メディカルや監督と話をしてレイソル戦に出た。そこで結果を出せず悔しい思いをした。ルヴァンカップは勝たなければいけない状況だし、自分としても試合に出たい。最初から出場することはなさそうだし、どのタイミングから出るかは監督が決めること」

 

GK 31 杉本 大地

「喉から手が出るほど勝利がほしい。過去2試合は結果通りの内容だった。もう少し内容を改善しなければいけないけど、2試合やったことでコンビネーションの部分は少しずつ上がってくるはず。ここまではセットプレー絡みの失点が多過ぎる。そこに注意して臨みたい。とにかく無失点に抑えて、どんな形でもいいから勝ちたい」

 

 

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DF 24 山中 亮輔

「開幕前にけがをして、その離脱で出遅れてしまった。ようやくチャンスが巡ってきそうなので、ここで結果を出すしかない。左SBは自分がやりたいポジションだし、アピールする良い機会。直接的にゴールに絡むプレーを見せたい。それが自分の持ち味だと思う。ここでのプレーがリーグ戦出場にもつながる。とにかく結果を出すことがすべて」

 

MF 26 中島 賢星

「明日の試合に勝たなければ決勝トーナメント進出が難しくなる。それを理解した上でプレーしたい。セレッソ戦でチャンスを決め切れなかったことで、今の状況になっている部分がある。そのミスを取り戻すようなプレーを見せたい。簡単なゲームにならないとは思うけど、チャンスは必ずやってくる。そのチャンスを今度こそ決めたい」

 

DF 23 下平 匠

「ようやくここまで戻ってくることができた。似たような箇所をけがしてしまって、ここまで長引くとは思っていなかった。サッカー人生でここまで長い離脱は初めて。試合はゴールを決めた去年の大宮戦以来だと思う。今年はシーズンの最初からプレーできると思っていたので、始動してすぐに痛めてしまったときは少し落ち込んだ。それからは無理せずじっくりやってきた。もし出場したら10ヵ月ぶりくらい。今できるプレーを見せたい」

 

 

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