「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「前節のルヴァンカップで(遠藤)渓太くんがゴールを決めて、個人的にはすごく刺激を受けた」(吉尾)・「本当はゴールを決めたかった」(山中)」 [甲府戦後コメント]

 

【試合を終えて】

エリク モンバエルツ 監督

「今日は自分たちがポゼッションしてゲームをコントロールできていたと思う。特に前半はそれができていた。相手のカウンターも少しあったが、ほとんどチャンスを作らせなかった。1点取ったが、少なくともあと2点くらい取れていなければいけない内容だったと思う。ただ、全体を通して選手がうまくゲームをコントロールしてくれたと思う」

 

――ルヴァンカップは若手選手を多く起用しているが、週末のリーグ戦でも使いたいと思う選手はいたか?

「今日新しく出場した若手は山田くらい。チャンスがあれば椿も試合に出したかった。あとの選手は自分たちのチームの一員と考えている。一人、二人はそういう選手もいた」

 

MF 35 吉尾 海夏

「プロになって最初はボールを持っても下げるばかりで消極的だった。でもだんだん自信がついてきて、自分のプレーができるようになってきた。前節のルヴァンカップで(遠藤)渓太くんがゴールを決めて、個人的にはすごく刺激を受けた。ユースのときからゴール前でボールを持った場面でもパスを出すことが多かった。それではプロの世界で生き残っていけないので、今日はチャンスがあれば狙っていきたいと思っていた。ゴールにはならなかったけど、今度は誰が見ても自分のゴールとわかるような初ゴールを決めたい」

 

 

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MF 18 遠藤 渓太

「最初に失点せずに、先制できたことでこちらのペースになった。でも自分含めてミスが多く、いろいろなところで緩さが出た試合だった。サイドに張るだけでなく中にも入ってプレーしたけど、なかなか自分のプレーを出せないもどかしさがあった。得点場面はシュートを狙った。でも正直言うとクロスと迷っていた。ただ、この前のルヴァンカップでゴールを決めて、ゴールに対する欲が高まっていた。それがシュートという決断につながって、結果的に良かったかなと思う」

 

DF 24 山中 亮輔

「相手が5バックだったので自分が上がった場面でもスライドされてしまう。(遠藤)渓太にボールを出しても対応されている場面が多かった。相手がカウンターを狙っているのはわかっていたので、そこは冷静にプレーした。持ち味は攻撃的な部分なので、本当はこういう試合でも違いを出したい。後半途中から一列上がって、(下平)匠くんは顔が上がるので自分が走ればボールが出てくる。終盤は疲れもあったけど、前半は抑え気味だったのでスプリントを仕掛けていった。でも本当はゴールを決めたかった」

 

MF 6 扇原 貴宏

「前半のうちにもう2~3点取れるチャンスがあった。1-0のままゲームが進むのは危ない。2点目、3点目を決めて、もっと余裕ある試合運びをしたかった。最後にピンチもあったし、あれを決められていたら勝ち点3が勝ち点1に変わってしまう。そのあたりはチームとしてもっと突き詰めていきたい。ただ、チームの底上げという意味ではこうやって結果を出していくことが大事だし、こういう流れはリーグ戦にもつながっていく」

 

 

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