「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「敬真は自分以上によろこんでガッツポーズしてくれた」(齋藤) ・「公式記録は…自分になっているならオレのゴールです(笑)」(喜田)他 [沼津戦後コメント] 

 

 

【試合を終えて】

エリク モンバエルツ 監督

「試合の総括の前に、今日は相手のチームを称えたい。沼津は素晴らしいプレーをする、素晴らしい挑戦者だった。

 ゲームの方だが、今日は入り方が良かった。自分たちが先制できて、前半はゲームを支配して3-0で折り返すことができた。ただ、後半は3点リードの状況で集中を保つことが難しかった。終盤は守備の乱れもあったが4-2で終わることができた。カップ戦は勝ち上がることが大事なので、勝ててよかった」

 

――喜田のプレーについて

「今日、彼が見せてくれたプレーは、まさしく彼に求めているプレーで、求めている以上のパフォーマンスだった。最近はフィジカルコンディションが上がってきて、それが今日のプレーにつながったと思う。長い距離を走り、攻撃にも参加した。ただ、それは私にとって驚きではない。これを続けていくことが彼のステップアップにつながる」

 

――ようやく齋藤に初ゴールが生まれたが

「彼が得点できたことを嬉しく思う。今後への自信につながっていくだろう。得点以外にも危険なプレーをしてくれた。そういったところを自信につなげてもらいたくて、今日は連戦だったら彼を起用したい。そして今日の得点が今後のプレーにつながっていくことを期待したい」

 

MF 10 齋藤 学

「前半しっかりプレーして3点リードできたけど、後半に甘さがあった。でもJリーグにあまり出場していない選手が半分くらいいた中で、そのメンバーで勝てたことが大きい。チームとしては3-0からの運び方に慣れていなくて2失点したけど、3-1の状況からウーゴが決めて4-1にできたのは力だと思う。(今季初ゴールについて)試合前から(前田)直輝がアシストすると言ってくれて、しっかり決められてよかった。(富樫)敬真は自分以上によろこんでガッツポーズしてくれた。自分が点を取ることも大事だけど、しっかり勝つことが一番大事。今日は疲れていたら出場しない感じだったけど、今年は土曜日の試合のあとの水曜日の試合をあまりやっていなかったので、試合に出たかった。ゴールしたけど個人的には全然満足していない」

 

 

下バナー

 

MF 5 喜田 拓也

「(先制点について)自分のゴールなのか…。(富樫)敬真くんに当たったような…。公式記録は…、自分になっているならオレのゴールです(笑)。でも、どちらであっても先制点が大事だと思っていたので、どんな形でも誰が決めてもよかった。もちろん得点は狙っていたし、決めたかったけど、誰でもいい。今日は出し惜しみせず、全部出しきるつもりでプレーした。セーブせず最初から飛ばしていこうと思っていた。後悔だけはしたくなかった。いまある力は出し切れた。最近はチームに貢献できていなかった。でも試合に出られなくてもやるべきことはやってきたつもり。そういうところを含めて、ピッチで表現したいと思っていた。」

 

MF 6 扇原 貴宏

「リーグ戦からメンバーが入れ替わった中で、いい時間帯に先制点を取れた。でも2失点したことが問題だった。集中力や全体の緩さが原因だと思うので、4点取っても無失点で終わるようにしないといけない。これで中断期間を挟んでリーグ戦が再開するので、そこに向けて反省材料にしたい。(喜田との関係性は?)どちらかが上がったら、どちらかが下がるというように、最初は決めていなかった。でも途中から自分が下がって、喜田が前へ行く形に決めてハッキリさせた。ただ流れの中でのポジショニングは流動的な場面もあるので、そこは柔軟にやれたと思う」

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ