「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「チャンスを与えなければいけない選手もいる」(モンバエルツ)・「他のチームが優勝しているところは見たくない」(齋藤)他 [広島戦前コメント]

 

 

【試合に向けて】

エリク モンバエルツ 監督

「チャンスを与えなければいけない選手もいる。その中でバランスを取りながら先発を決めることになるだろう。柏戦の前半のようなパフォーマンスを見せたい。特にビルドアップの部分では、しっかりとボールを動かしながら前へ進みたい。広島は監督交代によってオーソドックスな[4-4-2]になった。以前よりも前からプレッシャーをかけるチームになったので、そこをしっかりかわしてボールをつなぎたい。広島のリズムは柏ほど早くないが、自分たちはなるべく早いリズムと高いインテンシティでゲームを進めたい。

(延長戦やPK戦を意識してのマネジメントになる?)まずはどんな形でもいいから準々決勝に進出することが目的。お互いに90分で決着をつけたいという気持ちがあるだろう。我々は土曜日に甲府戦があるし、広島も土曜日にビッグマッチがある。展開や状況は試合が始まらないとわからないが、甲府戦に向けて必要な選手もいる。そのあたりのマネジメントは必要だ。(齋藤)学の出場は(シノヅカ)イッペイの登録ができなかった部分もある。甲府戦に向けてプロテクトしたい気持ちもあった。できるだけ早い時間に交代させたい気持ちもある」

 

MF 10 齋藤 学

「連戦なのでメンバーは変わるだろうけど、チーム一丸となって戦うところを見せたい。ここで良いパフォーマンスを発揮することがリーグ戦での競争にもつながる。自分もポジションが確約されているわけでないので、出場するなら結果を残さなければいけない。この前の柏戦でリーグ戦初ゴールを決めたけど、チームが勝っていないのであまり意味はない。まずはチームが勝たなければいけない。天皇杯は2013年に優勝という経験ができて、それを今のチームで共有したい。他のチームが優勝しているところは見たくない」

 

 

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MF 18 遠藤 渓太

「なかなかチャンスがない中で、天皇杯で久しぶりにチャンスがもらえるかもしれない。いつぶりの先発かわからないけど、しっかりプレーすることで結果がついてくると信じている。右サイドは慣れない部分がある。でもなんとかする(笑)。相当なインパクトを残さないとリーグ戦につながらない。流れが悪い展開になったとしても、(齋藤)学くんに頼るのではなく自分が中心になってチームを引っ張っていきたい。左サイドより目立たないといけないし、チームが勝つことは前提として、学くんのゴールは見たくない。爪痕を残す」

 

GK 21 飯倉 大樹

「天皇杯は2回戦や3回戦が一番難しい。相手は格下なので、プレッシャーがない状態で臨んでくる。それに対して自分たちは勝って当たり前の立場。だからミスすることができないし、プレッシャーも大きい。ただ、4回戦まで来るとJ1のチームが多くなるので、今回の広島戦もそうだけど普通に戦える。普段のリーグ戦とあまり変わらない気持ちで臨めると思う。連戦だけど、選手にとっては練習より試合のほうが楽しい。だから明日の試合も楽しめると思う」

 

 

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