赤鯱新報

【赤鯱短信】名古屋グランパスが熱田神宮にて今季の必勝・安全を祈願。(809文字)

熱田神宮で必勝・安全を祈願宮司の先導を受け、熱田神宮の本宮へ向かう名古屋の一行。

2月25日午前、名古屋市内にある「熱田神宮」にて名古屋グランパスの監督、選手、スタッフ60名が必勝祈願と安全祈願を行った。熱田神宮は三種の神器の一つ、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が祀られる霊験あらたかな場所。地元では「熱田さん」と親しまれる場所であり、一種のパワースポットとしても知られる。

チームの代表として前に立ったのは、佐々木眞一社長、西野朗監督、田中マルクス闘莉王主将。

少し肌寒く、それゆえに身が引き締まるような環境の中、チームは西野朗監督とキャプテンの田中マルクス闘莉王を先頭に、熱田神宮の本宮前へ姿を現した。まずは本宮前でのご祈祷の後、一行は本宮の中へ。本殿を前に宮司の方に促されると、佐々木眞一社長、西野監督、闘莉王の順に玉串を捧げ、それぞれ必勝と安全を祈願した。

04本殿内で玉串を捧げる闘莉王。

時間にして30分にも満たない参拝ではあったが、選手やスタッフの表情はみな厳か。開幕を次週に控えチームは気合が入ったのか、その足で練習場に直行し、午後に予定されていたトレーニングを急遽午前練習に変更。地元のパワーも借りつつ、まずは開幕戦の勝利を誓った。

西野朗必勝祈願後、お神酒をつけられる西野監督。

必勝祈願後の西野朗監督コメント
「今年も名古屋グランパスはサッカーを通じて名古屋や愛知のいろんな方たちに、我々の仕事を発信していくことを、全員が整えてスタートするという挨拶をさせていただきました。チームとしても今季に対する誓いをしました。しっかりと信念をもってスタートしたいと気を引き締めて入りたい気持ちですね。自分自身、日頃からありがたみを感じて、感謝しています。チームは今、60%ぐらいの出来。2年目ですし、正確なチーム状態と正確な目標設定をした上では、それぐらいということです。もっとチームの良いところを引き出して開幕に合わせて、その後にまた化学反応が起これば、間違いなくチームは良くなっていく。たくさんの期待を感じますし、昨季ももちろんそうでしたが、今季もトップ争いをするシーズンにしたい。ポテンシャルのある選手はたくさんいますし、必ず期待に応えられるようにしていきたいですね」

reported by 今井雄一朗

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