赤鯱新報

【名古屋vs山形】プレビュー:山形戦は、攻めて、突破して、支配して勝つ!不完全燃焼だったFC東京戦から多くを学んだチームはいま、反発力を見せる時だ。(2292文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第14節
5月30日(土)名古屋vs山形(14:00KICK OFF/豊田ス)
※ホームゲームイベント情報(名古屋公式)
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キーワードは「サイド」+「DFラインの突破」だ。週末のリーグ山形戦へ向け、名古屋は今までにない具体的な形で準備を進めてきた。すべては前節のFC東京戦の惨憺たる内容が引き金で、連敗を止めた喜びなどみじんもない。残り4節となった1stステージで少しでも上位へ進むためにも、内容の充実を伴った勝利が是が非でも欲しい。

FC東京戦の内容を受け、行動を起こしたのは誰あろう指揮官だった。まず二日間のオフが明けた26日の練習では珍しくフォーメーション練習を行い、ピッチ中央で大きな声を張り上げた。「ラインを突破しろ!」。40mほどに区切られたピッチでせめぎ合った選手たちは、40mのラインを突破して1セットが終わるメニューの中で、特にサイドのスペースを突くことを要求され、実行に移していった。縦に速く、そしてサイドの奥を攻略する。FC東京戦の1得点がオウンゴールだということを考えれば、4試合連続無得点のような状態のいま、チームのストロングポイントであるサイド攻撃を強調するのは当然のことだが、西野監督自らが先頭に立って指示を飛ばす姿は今季はあまり見られなかった光景だ。その理由について、指揮官は次のように語っている。

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