【名古屋vs山形】レビュー:カウンターのチームがポゼッションをした時、新たに生まれた攻撃の課題。アクシデントを乗り越えた守備陣の奮闘に、攻撃陣が応えたかった。(3217文字)
■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第14節
5月30日(土)名古屋0-0山形(14:04KICK OFF/豊田ス/13,662人)
※西野監督のコメント・公式記録はこちら(名古屋公式)
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ピッチ全体を3つのゾーンに分けてプレーの質を考えるやり方は、サッカーの世界ではもはや一般的だ。プレーの正確性と安全性が大事なディフェンディングサード(自陣側3分の1)と、そこに縦パスなどのチャレンジ要素が加わってくるミドルサード(中央の3分の1)。そして得点を奪うための仕掛けが重要視されるアタッキングサード(敵陣側3分の1)。この日の名古屋はと言えば、とにかくアタッキングサードの質が全てだった。他二つのゾーンがむしろ良い出来だったことを思えば、攻撃陣はその奮闘に報いるべき試合だったと言えるだろう。そうでなくとも5試合でオウンゴールによる1点しか取れていない現状は、とりわけストライカーたちの猛省を促すに十分な結果だ。
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