【6/13練習レポート】大武峻が実戦復帰も体力面での不安を露呈。矢野貴章、田中輝希と負傷者を出しながらの練習試合は1-1の引き分けで終了(2596文字)
リーグ柏戦までちょうど1週間のこの日は、JFLの強豪Honda FCを迎えての練習試合が行われた。
しかし名古屋のメンバーはまさに野戦病院状態で、スタメンにGK西村弘司、DF竹内彬、牟田雄祐、大武峻、MF矢野貴章、小川佳純、矢田旭、本多勇喜、FW田中輝希、田鍋陵太、小屋松知哉が選ばれたほかは、サブメンバーに磯村亮太、ハーフナーニッキ、望月嶺臣、森勇人、杉森考起、グスタボの6名しかいない状態。柏戦で加わる選手は休養をとった楢崎正剛と、代表組の永井謙佑とノヴァコヴィッチぐらいで、川又堅碁も復帰が微妙という苦しい台所事情を露呈することになった。
そのためか、この日の布陣はかなりのテスト要素も含まれるものになった。スタートは3バックで、大武をセンターに竹内と牟田が左右を固め、両ワイドは右に矢野、左に本多が入った。小屋松を最前線とする3トップはさながらゼロトップで、ノヴァコヴィッチの帰国後のコンディションも視野に入れたフォーメーションと言えた。
その後、前半の半分が過ぎる頃には大武を1列上げてアンカーとし、矢野を1トップとする4-1-4-1にチームは移行。最前線の選手選考として、矢野も候補に上がっていたようだが、矢野は前半終了間際に太ももを痛めて交代。引きあがる際にチームメイトに「いきなりダッシュしたから(笑)」と笑顔で話していたのが幸いだった。
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