赤鯱新報

【清水vs名古屋】レビュー:しぶとさを身に付けた名古屋が10人で2度のビハインドを追いつく。闘莉王不在の次節にもポジティブな内容で勝点1を獲得した。

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第3節
7月19日(日)清水 2-2 名古屋(18:34KICK OFF/アイスタ/14,497人)
得点者:47′ ピーター ウタカ(清水)、65′ 川又堅碁(名古屋)、70′ ピーター ウタカ(清水)、80′ ノヴァコヴィッチ(名古屋)
試合ハイライト(スカパー!公式)
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逆境を跳ね返す力、耐えぬく力。言い換えれば“しぶとさ”や“したたかさ”と呼ばれる部分が、気が付けば名古屋に備わってきていたようだ。前節では2点のビハインドから逆転し、今節は1人少ない状況で2度のビハインドを帳消しにした。しかも田中マルクス闘莉王という絶対的支柱を欠いた状況で、ピッチ上の10人が粘り強く勝利を目指して戦い、「守り抜いただけ」という試合にもしなかったことが特筆もの。追い込まれる状況は歓迎すべきではないが、逆説的な地力の証明はポジティブなものでもある。

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