赤鯱新報

【山形vs名古屋】レビュー:着実な進歩を見せる名古屋が山形相手に3-0の快勝を収め、順位も2位にジャンプアップ!

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第5節
7月29日(水)山形 0-3 名古屋(19:04KICK OFF/NDスタ/6,100人)
得点者:45’+1磯村亮太(名古屋) 69’川又堅碁(名古屋)82’磯村亮太(名古屋)
公式記録・西野監督のコメントはこちら(名古屋公式)
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西野朗監督は試合後に「決して内容は良くなかった」と語ったが、それは本音でもあり謙遜でもあっただろう。山形を相手に劣勢の時間帯が続いたように見えた試合で3-0の完勝スコア。しかも得点の奪い方自体は理想的なものだった。タフな展開にしてしまったからこそ手放しで喜べないだけで、この勝ち方は現在のチーム状態を考えれば実に心強いものである。

浦和戦と同じメンバーで臨んだアウェイゲームの主導権は、イーブンかあるいは山形が取る形で試合は進んだ。試合前に指揮官も警戒していた通り、山形はアグレッシブに名古屋のビルドアップへプレッシャーをかけることで守備の強度を上げ、リズムに乗った。高木純平、高木利弥の両ワイドはサイド深くからペナルティエリアへ動き回り、ディエゴ、ロメロフランク、川西翔太の3トップをフォロー。その対応で守備ブロックが押し下げられた名古屋は前半、宮阪政樹に4本のミドルシュートを許すなど押し込まれる展開が続いた。

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