【G大阪vs名古屋】レビュー:チームを救い、次戦へのアドバンテージをもたらした野田の復活ゴール!! 勝ち上がりへの追い風は、名古屋に向かって吹いている。
■2015Jリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝第1戦
8月29日(土) G大阪 1-1 名古屋(19:00KICK OFF/万博/6,064人)
得点者:6’二川孝広(G大阪)76′ 野田隆之介(名古屋)
◆西野監督の記者会見コメント(名古屋公式)
◆試合ハイライト(スカパー!公式)
※VTRを見てのレビューです。
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まさしく起死回生の一撃が、チームを救った。試合前、西野朗監督は「ワンポイントで何かをできる選手」として2シーズンぶりの復帰となる野田隆之介の名を挙げていたが、その言葉通りに背番号9がやってのけた。アウェイで0-1の敗戦濃厚な流れを変えるビッグプレーにより、名古屋はアドバンテージを持ってホームへ帰還する。
試合は全体を通してみればG大阪がペースを握り、勝利に値する展開ですらあった。名古屋は予想通りの3-5-2の布陣で臨んだものの、4-3-2-1の布陣で中盤を分厚く構えてきた相手に対し、ビルドアップに難航。サイドへの展開自体はスムーズだったが、全体的に間延びする中で矢野貴章と本多勇喜の両ワイドが孤立する場面が多発した。矢野も本多も自力での突破を得意とするタイプではないため、攻撃の質としては停滞気味となり、頼みの川又堅碁や杉森考起、矢田旭の前線に効果的な形でパスが入ることはほとんどなかった。
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