赤鯱新報

【10/8練習レポート】練習再開2日目は崩しの局面に特化してのミニゲームで選手たちは白熱。「今日はオフェンス4人のコンビネーションを見た」(西野朗監督)(1875文字)

今日は強い日差しが降り注ぐ好天に恵まれた。

今日は強い日差しが降り注ぐ好天に恵まれた。

オフ明け初日の昨日は体を起こす程度のものだったトレーニングは、週末の練習試合に向けてギアが一段階上げられた。ウォーミングアップの後に行われた練習はハーフコートでのスクリメージ。主に攻撃面での崩しのアイデアを生むこと、それに伴う連係強化が主眼の練習だった。

今日も通常通りに西野朗監督の言葉から始まったトレーニング。「集中して、ベストトレーニングを」と指揮官の声が響いた。

今日も通常通りに西野朗監督の言葉から始まったトレーニング。「集中して、ベストトレーニングを」と指揮官の声が響いた。

攻撃側の中心にいたのはやはり田中マルクス闘莉王と、川又堅碁だ。そこに小川佳純と矢田旭が加わっての4人は常にセットとなって構成され、闘莉王を中心に様々なパターンが試行錯誤された。ボランチの田口泰士や磯村亮太からのパス出しも徐々に本格化し、ポゼッションというよりはスピード感や仕掛けるイメージが強調される内容に。その中で川又堅碁も持ち味である裏への飛び出しを繰り返して浮上のきっかけをつかもうとしているのが見て取れた。

田中マルクス闘莉王のFW起用は継続。この日も周囲との連係を深めるべく、大きな声を出し続けた。

田中マルクス闘莉王のFW起用は継続。この日も周囲との連係を深めるべく、大きな声を出し続けた。

スクリメージの後はゲームに移行したが、ここでも主力組の面々は変わらず。野田隆之介の負傷で人手不足となった前線においては、闘莉王、川又、小川、矢田の固定メンバーでの連係を高めるのが現状では最善策。勝利への最短距離を指揮官が進もうとしているのは明らかだ。

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