赤鯱新報

【11/21練習レポート】西野朗監督試合前日記者会見の様子。「まずはファイトして、ハードワークして、というベースをしっかり出す。そのベースで負けていたり、怯んだりしたら試合にならない」(西野朗監督)

全選手が集まった最後の練習前ミーティング。「全員来るようにとは言っていなかったんだけど、リハビリの選手も降りてきた」と、選手たちの自主的な動きだったとのこと。

全選手が集まった最後の練習前ミーティング。「全員来るようにとは言っていなかったんだけど、リハビリの選手も降りてきた」と、選手たちの自主的な動きだったとのこと。

ダニルソンもピッチで西野朗監督と会話。その内容は指揮官によれば「2年間を振り返っていました」とのこと。

西野朗監督の体制では最後の練習となったこの日。練習前にはリハビリのみの選手たちもピッチに集合した。野田隆之介も明るい表情でブローロコーチと談笑。

西野朗監督の体制では最後の練習となったこの日。練習前にはリハビリのみの選手たちもピッチに集合した。野田隆之介も明るい表情でブローロコーチと談笑。

西野朗監督の試合前日記者会見の様子は以下。

●西野朗監督
Q:最後の練習だったわけですが。
「まあ、確かに(笑)。リハビリの選手たちもピッチに降りてきて。僕はみんな降りろとは言ってなかったんですが、降りてきてくれましたね」

Q:昨日は良い練習にできましたか。
「そうですね。ただ想定するのは難しいんですよ。難しいというのは何がと言うと、鹿島は特徴が基本を本当にやる、プレッシングとショートカウンターというシンプルな、しかも誰が中心ということではなくて、全員がディシプリンをもってやっている強い戦術で。ウチもそういう部分は必要ですが、優勝が絡んでいてモチベーションは高い相手でもあるし、そのベースでの戦いでこちらが負けたりひるんだりしてたら試合にならない。そういうスピリットは昨日の練習では出ていたと思います。

ただ、相手はさらにいろんなものをサポートを受けて、そういうストロングポイントを出してくるんだと思うんでね。去年と同じシチュエーションでアウェイに入るわけなので、逆にそういう、前に入ってくる、圧力を受ける、その裏側にはいろんなウィークポイントがあると思うので。そこを全体でとらえて戦う。力の入れ合いだけでなく、その裏を突く戦いを考えることも大事。まずはファイトして、ハードワークして、というベースをしっかりしたいです。そのコンディションをこの2週間で維持することは非常に難しいことでした。いろんな要素があって、妨害する要素があったり、普通に準備することも難しい中で、フィジカルの確保をしたりとか、スピリット、メンタルを高いところで維持したりとか、モチベーションを上げるというところ。本当の基本中の基本の準備が確かに難しかったというのはあります」

Q:では少し、選手を焚きつけるようなことも?
「いや、けっこう選手の中で、闘莉王が引っ張っていったり、いつも以上に檄を飛ばしたり、という。そういう雰囲気はありましたし、それは良いことだと思います」

Q:2週間のインターバルが空いてしまったのは、2ステージ制の影響でもあります。

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