大久保嘉人に見る、ベテランの味わい方(J論)

赤鯱新報

【赤鯱短信】今季達成が確実視される、楢崎正剛のもう一つの大記録。

楢崎

早くも迎える今季の最終戦で、実は新たな大記録が達成されることが確実なことにお気づきの方も多いのではないだろうか。2ndステージ13節の柏戦で通算600試合出場を達成した楢崎正剛の、もう一つの偉業である。

それはズバリ、「名古屋グランパスでの通算500試合出場」である。

単独チームでの500試合出場達成は、浦和の山田暢久に続いて史上2人目とのことで、600試合に勝るとも劣らない偉業といっていいだろう。1999年に名古屋に移籍してきて17年目での達成は、もはや“名誉生え抜き”の称号を勝手に授けたいほどだ。

この記録のことを聞きつけたのは先週のこと。早速本人に問いかけてみたのだが、案の定うんざりした表情でこう返されてしまった。

「また何かとそうやって…もう、そのネタには飽きました」

600試合関連の楢崎周辺の喧騒ぶりは知る人ぞ知るところ。こうした反応はまあ、予想の範囲内だった。

しかし、そこで守護神がつぶやいた一言を、私は聞き逃さなかった。

「まあ、フリューゲルスで104試合出たって言ってたからね…」

つまり鹿島戦で604試合になることを、楢崎は知っていたということである。名古屋での500試合出場は、やっぱり嬉しいことだったのだ。

「もう、オレのコメントなしで書いておいてよ(笑)」

というコメントも駆使しつつ、楢崎の名古屋での500試合出場を祝いたいと思う。通算600試合は残念ながら負け試合だったが、今度は勝って喜びたいものだが。

そして次は通算700試合と、名古屋での通算600試合達成ですよ、ナラさん!

reported by 今井雄一朗

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