【赤鯱短信】森勇人が2015年に得たもの。100%でいいんだ、という逆転の発想。
先日、森勇人の弟・晃太の甲府入りが発表になった。以前よりテストに行っていたことは聞いていたが、無事に合格し一つの夢を叶えたことには一安心といったところだ。晴れて兄弟Jリーガーの誕生となったわけだが、ところで森勇人は兄として弟のプロ入りをどのように見ているのだろうか、聞いてみた。
「実家に帰った時に話しましたよ。プロになりたいってずっと言ってたから、よかったです。アドバイス? 僕からは特に。僕が高校の時や今も、どんな行動をしてきたかを見ているはずですからね。プロの厳しさは、それで感じられていると思います。それでも『プロになりたい』って言い続けていましたから、今は自信もあるんだと思う。むしろ楽しみにしているんじゃないですかね」
兄・勇人のストイックな姿勢は関係者の間ではつとに知られているところ。名古屋の育成スタッフたちの口からは、「勇人が昇格できないんじゃ、誰も上がれない」という高い評価がよく聞かれたものだ。弟である晃太はそれを一番間近に、限りなく素に近い状態で見ていたのだから自覚も十分なはずだ。それよりも、ウカウカしていられないのがプロ2年目のシーズンを終えたばかりの勇人である。
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