【2015シーズン全選手レビュー】小屋松知哉:最高の滑り出しも苦悩したシーズン。来季へ見据えるのはチーム内で確固たる地位を築くこと。
22.小屋松知哉
高卒1年目の昨季を左膝前十字靭帯断裂という重傷で棒に振った高校サッカー界のスターは、自身本来のプレースタイルとプロですべきプレーのすり合わせに頭を悩ませ続けた。
滑り出しは最高だった。松本とのシーズン開幕戦にスタメン出場し、いきなり先制点を決めるという勝負強さを披露。その後もコンスタントに出場機会を得ると、1stステージは14試合に出場し主力の座を得た。並行してナビスコカップの予選リーグでも5試合に出場し1得点を挙げ、若手主体で臨んだ神戸戦では「中心になっていきたいし、若くてもできるところを見せたかった」と、早くも自覚ある態度を見せるようになっていた。ポジションはトップ下から右サイドMFが定位置で、機動力を武器にチームの前線を動かす役割を担いつつ、課題の守備にも精を出した。
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