赤鯱新報

【U15・菅原由勢選手ミニインタビュー】「日本代表ということは、年代のトップの選手という自覚と責任を持たなければいけない」

小倉隆史GM兼監督をして「ウチのアカデミーが持っているタレントの一人」と言わしめる逸材が、このところトップチームでの練習参加で存在感を見せている。まだ15歳の中学生だが、フィジカル以外で見劣りする場面は少なく、技術や個人スキルはなるほど光るものがある。明日15日から始まるサニックス杯に出場するU-17日本代表にも選ばれた期待の星に、直撃した。

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センターバックは第一に考えながら、他のポジションでもプレーできると思っています

 

Q:サウルコス福井との練習試合に出場しましたが、いかがでしたか。
「個人的には良い面も出したし、悪い面も出たという感じで。プラスに捉えられる部分とマイナスに捉える部分があったので、自分としては収穫の多い45分だったと思っています」

Q:そのプラスとマイナスとは?
「プラスの部分では自分はセンターバックですが、攻撃の面に自信があるので、今日ですと(深堀隼平に通したアシストの)スルーパスであったり、組み立ての場面でテンポを作ったりはできました。ただ守備の面では言い訳ではないですけど、相手は(大人で)体が大きかったので、小倉監督からも言われましたが、ヘディングやセカンドボールへの対応も含めて“強さ”が足りないなと思っています」

Q:川崎F戦の前日に練習参加した時にも小倉GM兼監督から話をされていましたね。
「あの時はボランチだったので、もっと周りを見ることを大事にして、状況を判断を極めろと言われました」
Q:自分のポジションはやはりセンターバックが一番やりやすいですか。
「自分がやりやすいのはセンターバックですね。でも自分の良さと自分で思っているのは、どのポジションでもその良さを出せるところです。センターバックは第一に考えながら、他のポジションでもプレーできると思っています」

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