【赤鯱短信】悩める背番号22。きっかけは、ピッチの中にある。
小倉隆史GM兼監督は笑顔で煙に巻いたが、今日のナビスコカップ神戸戦でチームがターンオーバーすることは間違いない。川又堅碁や安田理大を筆頭に、矢田旭、磯村亮太、杉森考起らが監督の信頼を得るべく、「死に物狂い」のプレーを見せてくれることに期待が集まる試合だ。
だがその中に一人、スタメン出場はほぼ間違いないにも関わらず、浮かない表情の選手が一人。今季はリーグ3試合、ナビスコカップ2試合の出場にとどまっている小屋松知哉だ。負傷はない。練習でも光るものは見せる。しかし、本人に元気はない。
「久々の試合ですから楽しみですけどね。ただ自分の感覚は良くないんです。やりたいこともできずに、悩んでいる時期がずっと続いていました。今も試行錯誤は続いていますし、求められているプレーと自分のプレーを近づけること、それ以前の問題もあって、まだ吹っ切れていなかったりするんです。今までに感じたことのない感覚です、この時期というのは。まだ抜け切れていないですし、明日が何かのきっかけになるといいんですけど」
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