赤鯱新報

【高木義成通信員の岐阜通信】第4回:FC岐阜ラジコン部結成のお知らせ

実は最近、ラジコンを始めまして。そもそもの始まりは、仲の良いチームメイトの田中達也が「ナリさん、僕、何か趣味が欲しいんです」って言ったことだった。達也とはゲームは一緒にやるんだけど、「ゲーム以外で」って言うから何かないかと考えてさ。それで、いくつかある練習場のうちの一つの近くに、「TamTam」っていう模型屋?オモチャ屋?があって、そこを覗いてみたらラジコンのコースがあるわけ。それを見て、「じゃあ、ラジコンでもやるか?」って最初は軽い気持ちで言ったんだよね。そうしたら達也が本気になっちゃって。「じゃ、自分ちょっと見ておきます」って言って、それからオフのたびに岐阜から一宮、名古屋、はては名古屋市港区の店舗まで見て回っていて。お前すげえな、と(笑)。

それから、「自分は買いますけど、ナリさんどうします?」と話が進んで、キャプテンの髙地系治もやると言い出したから、「じゃあ3台買ってこい!」と。その後には冨士祐樹もやると言い出して、いまラジコン部は4人で活動しています。マシンはもちろんタミヤの自分で組み立てるラジコンだよ。塗装もした。当然でしょ。でもオレのマシンのボディはコースの壁にぶつけまくってて、すでにボコボコなんだけどね。値段? えーと、…2万5千円(笑)。そんなオレたちがいるFC岐阜はC大阪戦にあの山本昌さんを呼ぶじゃない! もちろん広報を通じて紹介してもらうと思ったんだけど、残念ながら当日は会えなくて、今も返事を待っているところだったりする。


面白いのはさ、こういう店に行くとそこにいる人たちもけっこうすごくって、いろいろ教えてくれるわけ。オレたちが初心者だってわかるから、超優しい目で見てくれるんだよね。絶対コース上ですごく邪魔だと思うんだけどね。しかも走らせていると、毎回何かしらの問題が起きるわけよ。タイヤが回らなくなるとか。そのたびにマシンを開けて「何でなんだろうなあ?」とか話し合うんだけど、結局わかるわけなくて「ダメだ、師匠のところへ行こう!」と店長のところへ行く。この店長がけっこう丁寧にいろいろと教えてくれるから助かってる。だからついつい「すみません、ここちょっとわからないんですけど」って聞きに行っちゃう。この前なんかね、オレのマシンのボディが割れちゃった時、お店の常連さんが「これ使いなよ」って補修のシールをくれたりしてね(笑)。他にも髙地の車が走らなくなって、「おかしいな…」って言ってる間に今度は達也のステアリングが回らなくなったり、もう大変だよ。


でも不思議なのが、オレらは練習が終わった午後なんかに店に行けるんだけど、もう常連さんもけっこう来ているんだよね。この人たち、仕事は何をやってるんだろう? とか思う。その中にものすごく速い人がいたから「改造するとどれぐらいかかりますか」って聞いたら「これはボディだけで7万円くらいだから…二ケタはいっちゃうね」だって(笑)。「リアルに聞かない方がいいよ!」って忠告されたよ。まあ、これからみんなコソコソと改造を始めるんだろうけどね。今は改造しないでおこうって取り決めにしているんだけど。実はオレも速いモーターはもう持ってる(笑)。まだ操縦がついていかないから、使えないけど。

こういうタイプのラジコンはさ、それこそネジ1本から改造が始まる。タイヤの部分だけでもタイヤ、ホイール、シャフト、ベアリングまでイジれる。ベアリングとか高いんだよね…。ハマりすぎないようにしなきゃ、気づいたら小遣い全部使ってたとかありそうだもん。ゴールがないんだよ、改造には。ラジコン部は達也が「若手をもう一人くらい入れます」って言ってるけど、今後拡大するかは不明です。

ただ、これ話している時点で奥さんには内緒なんだよね…。これで、バレることになるのかな?(笑)。

reported by 今井雄一朗

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