赤鯱新報

【名古屋vs湘南】久米一正社長湘南戦後会見でのコメント「とにかく進退伺いは出そうと思っています」

■2016明治安田生命J1リーグ2ndステージ第17節
11月3日(木・祝)名古屋 1-3 湘南(13:33KICK OFF/パロ瑞穂/18,474人)
得点者:6’山田直輝(湘南)37’高山薫(湘南)50’シモビッチ(名古屋)60’山田直輝(湘南)
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○久米一正社長
「名古屋グランパスという名門のビッグクラブであり、Jリーグが93年に発足して以来ずっとJ1で戦ってきたチームをJ2に降格させてしまったという不名誉な歴史を作ってしまったことに対して、深くお詫びを申し上げます。私もいろいろな形でサッカー界におりました。柏で8年、清水で5年、そしてここ名古屋で9年目のシーズンです。名古屋を落としてしまったという責任は、社長である私の責任です。今日はサポーターの皆さんに最後にお話しさせていただいた時の大ブーイングが物語るように、フロント力が足りなかったのだと思います。フロント力のないチームはJ2に落ちていくというのは、サッカー界の習わしです。私は選手たちには常々、柏の時には『黄色の球になれ』、清水の時には『オレンジの球になれ』、名古屋では『赤い球になって、一丸になっていかないと、こういうことになるぞ』と言い続けてきました。しかし残念ながら、今年のフロント力に、私の束ねる力が足りなかったなと思います。人生は一代で終わりますが、名前は末代まで残ります。この名古屋グランパスを落としたのは誰だと、久米だと。そう、名古屋に名が刻まれてしまったと感じています。サポーターの皆様への挨拶でも言いましたが、1年でJ1に戻ってくるための準備としっかりとしたサポートをしなくてはいけないと思っています。必ず1年で戻ってくる、そのために選手を残留させていきたいと思っています。重ね重ね思うのは、オリジナル10のメンバーのなかで、鹿島と横浜FMと名古屋だけが降格していなかったわけですが、その名古屋を落としてしまったことは私にとって末代までの恥です。必ず1年で戻ります」

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