赤鯱新報

【2016スポンサー報告会】佐々木眞一社長の挨拶&囲み取材でのコメント。

○佐々木眞一社長
【冒頭あいさつ】
みなさんこんばんは。ご紹介いただきました出戻り社長の佐々木でございます。冒頭にですね、こういう楽しい会にはふさわしくないんですけども、まずは皆さん方には大変申し訳ないなと申し上げたいと思います。本当に選手諸君は一生懸命頑張ってくれたのですが、いろいろな思いの至らなさというか、違いで、ふがいない成績に終わりました。代表取締役4名、坊主にはなりませんでしたが、全員が辞任いたしました。ただ、グランパスはこれからも新しいチーム作りと輝かしい未来作りの第一歩を歩みださなければいけない。誰かが責任を取って、この仕事を続けなければいけないということで、私が腹を切り損ねたと言いますか、社長として一汗も二汗もかいて、皆さん方の期待に沿う名古屋グランパスにしたいと考えている次第であります。先ほど報告会がありまして、今年の成績、それから、おかげさまで成績の割には、皆様の温かいご支援、ご協力によりまして、営業成績は少し上向いたという報告をさせていただきました。

来季に向けてはですね、本当に手順がちょっと逆になっておりまして。本来ならば新しい監督、新しいGM、コーチの人はこういう人です、残った選手と新しい選手はこうなりますよと、若干でも申し上げながら皆様方に楽しんで頂くのが筋ではございますが、今日は監督もGMもお話ができないという、残念な状況です。しかしながら一部の報道で『名古屋グランパスはぐちゃぐちゃになっている』『何もやっていないんだ』というものがありまして、ずいぶんと皆さん方、ウチの選手もですね、本当に心配していると思います。でも実はそんなことはなくて、外から見るとそんな風に見えてもしょうがないのかなと思うところもあるんですが、着々とですね、前任の社長や監督、いろんなコーチ、スタッフの皆さん方の知恵というか、反省を踏まえて新しい、本当に、単にJ1に復帰するのが目的ではなくて、復帰をした暁には既にJ1のトップを争えるようなチーム作りをする第一歩、1年目とすべきであるということで。本当に、少しでも名古屋グランパスにご貢献をしていただいた選手の方々を、ファンの方々からすれば何であの選手いなくなっちゃうの?とご意見を頂くような人事をしています。しかし新しい陣容を見ていただければ、きっと皆さんにもご納得いただけるのではないかと思います。

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