赤鯱新報

【J2の手引き】第2回:竹内彬「“捨て球”は多いが、その中にピンチがある」

2016年、まさかのJ2降格を喫した名古屋グランパスだが、クヨクヨしている暇はない。来季の戦い、準備は既に始まっており、一刻でも早くファイティングポーズを取ることが必要だ。しかしながら初のJ2リーグはまさに未知の領域。J1リーグと同じ気持ちや準備、想定では思わぬ痛手を被るかもしれない。

そこで頼りにしたいのが、経験者の言葉だ。「J1とJ2は何が違うのか?」。この質問に対する彼らの返答は、共通点も多いがそれぞれの視点が絡み合って興味深いものとなった。J2リーグ初心者の名古屋に向けた、現役選手が語るJ2の手引き。タフなリーグ戦を戦う心の準備は、できているか――。

2011年から2014年までの4シーズンで、竹内彬はJ2リーグ戦122試合に出場。42試合フルタイム出場の経験もあり、J2のタフさも特徴も理解している選手だ。その男の経験が来季に生かせないのは何とも惜しいところだが、実直かつ冷静な分析家による“J2評”は簡潔かつ有用な、価値あるものに。DFとしての視点、戦いを形成する基準や価値観の”物差し”の違い。竹内の指摘は実に面白い。

竹内

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