赤鯱新報

【J2の手引き】第5回:扇原貴宏「スタイルをもって1年間やり通せば、勝点は積み上げられていく」

2016年、まさかのJ2降格を喫した名古屋グランパスだが、クヨクヨしている暇はない。来季の戦い、準備は既に始まっており、一刻でも早くファイティングポーズを取ることが必要だ。しかしながら初のJ2リーグはまさに未知の領域。J1リーグと同じ気持ちや準備、想定では思わぬ痛手を被るかもしれない。

そこで頼りにしたいのが、経験者の言葉だ。「J1とJ2は何が違うのか?」。この質問に対する彼らの返答は、共通点も多いがそれぞれの視点が絡み合って興味深いものとなった。J2リーグ初心者の名古屋に向けた、現役選手が語るJ2の手引き。タフなリーグ戦を戦う心の準備は、できているか――。

扇原貴宏は今夏、J2リーグを戦っている真っ最中に名古屋へと合流した。2015年シーズンで惜しくも昇格を逃し、2年目のJ2を戦っていた男の情報や体感の“鮮度”は非常に高い。特にゲームを操る選手として体験したダイナミックなサッカーは、なかなかに厄介なものだった模様。そこで重要になってくるのは技術でも戦術でもなく、チーム力だと説くその口調には、1年での昇格を逃した実感が込められていた。

「J1とJ2とではまず環境が違いますね。メディアの露出も違ってくるし、自分たちの試合に対する交通手段もC大阪では変わりましたから。
ピッチ上では名古屋もそうだと思いますけど、相手は目の色を変えて向かってくるでしょうね。勝点1を取れればいいというやり方をしてくるチームもある。そういう意味でも難しいリーグだと思いますね。

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