赤鯱新報

【1/18練習場レポート】3日目にして選手の動きに変化が見えた印象。風間スタイルは着実にその土台に染み込みつつある。

日々前進を続けている。それも、確かな歩みとともに。始動から3日目のトレーニングでは、早くも風間スタイルの浸透を目の当たりにすることになった。

午前練習のメインはパスを受ける動き方の習得に重きが置かれたメニュー。風間八宏監督自ら実演し、選手たちに手本を見せた。

午前練習のメインはパスを受ける動き方の習得に重きが置かれたメニュー。風間八宏監督自ら実演し、選手たちに手本を見せた。

昨日の2部練習とほぼ同様の構成となった今日は午前練習にやはり基礎の習熟が行われ、加えて特徴的な動きである「外す」という要素が込められたメニューを実施。ボールを受ける際にどうやってスペースを作るか、マーカーから自分をフリーにするか、その後の攻撃につなげるかといった動きを何度も何度も反復し、ボールを保持してつないでいくための局面操作を監督自ら叩き込んでいった。マーカーの力を時に受け流し、利用し、有利な状態でボールを受ける選手たちの姿は川崎の選手たちの動きそのもの。なるほどこうやって彼らはパスをつなぐ素地を整えていったのだと首肯するばかりだった。

マークの外し方は様々なパターンがある。選手それぞれ得意な形を使いながら、監督の意図をつかもうと必死だった。

マークの外し方は様々なパターンがある。選手それぞれ得意な形を使いながら、監督の意図をつかもうと必死だった。

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