赤鯱新報

【2/14練習場レポート】身体を起こし、思考に投げかけがなされたオフ明けのトレーニング。「『量からしか質は生まれない』と監督はよく言われます。ブレることなく続けるしかない」(八反田康平)

沖縄でのキャンプから1日のオフを挟み、チームは次なるステップへと足をかけた。この日はオフ明けということもあり、トレーニング自体は身体を起こすようなメニューに終始。しかし「やり方を少し変えていく」と宣言した風間八宏監督の言葉が、しっかりと息づくような内容となった。

久々のトヨタスポーツセンターでのトレーニングに、選手たちはリフレッシュした様子で望んでいた。

久々のトヨタスポーツセンターでのトレーニングに、選手たちはリフレッシュした様子で望んでいた。

ボール回しから始まった午前練習は、ペース走を挟んでまたボール回しに戻る体力強化の側面も含みつつ展開。ペース走はドリブルでのバージョンも交えられ、フィジカルを消費しながら技術を発揮すること、またドリブルでボールを間違いなく運ぶという基礎の徹底という要素もそこには感じられた。目線を下げずにまっすぐにドリブルをしろ、とは基本中の基本だが、その意識を高めることへの徹底ぶりに、少しのブレも感じられない。

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