【赤鯱短信】知る人ぞ知る杉本竜士の”ルーティーン”。
一躍“売れっ子”になってしまった杉本竜士だが、彼には一つのルーティーンがあるのをご存じだろうか。ピッチに入る際、彼は芝を右手で触り、次にその手で右太ももを触る。時にはその指で芝を指差して何やら口ずさむ。まるでブラジル人選手がピッチを触ってから十字を切るように、杉本は練習でも試合でも、このルーティーンを欠かさずサッカーに挑むのだ。
「何ででしょうね、誰かのマネじゃないです。まあ、ルーティーンです。今日もケガしないように、という。ピッチを触って、右の太ももを触って、ピッチを指さして。『今日も頑張ろうぜ』って意味で。ヴェルディにそういうことをやる人が多かった、ということもなかったですよ。まあ右足からピッチに入るようにする、というぐらいならいたかもしれないですけど、そんなの見てても気づかないじゃないですか。自然と自分でやるようになってましたね」
自然とやるようになったとはいえ、それでも何かのキッカケはあるものだ。本人がその理由付けを忘れているのか、それともただの思い付きでやり始めたのかは不明だが、思い当たる節はある。
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