【赤鯱短信】名古屋グランパス「〇〇〇〇部」発見。知られざるその生態を探った。
瓢箪から駒とはこのことか。このところ櫛引一紀と高橋諒がいつも一緒に行動しているので、永井龍&和泉竜司ペアのように仲良しコンビ誕生かと思い、話しかけたのがきっかけだった。
「諒がずっとついてくるんですよ、ずっと」(櫛引)
「違いますよ、クシくんが『待ってて』って言うんですよ」(高橋)
「言わねえよ」(櫛引)
「年も同い年ですし」(高橋)
「お前が1歳下だろ!」(櫛引)
「タメ年みたいなもんですよ」(高橋)
「先輩を敬え!」(櫛引)
まるで夫婦漫才のようなやり取りの中から出てきた“駒”が、大人気ゲームソフト「モンスターハンター」だ。
「でも、確かに一緒にいますね。気づいたら横にいました。食事もちょくちょく行きますし、一緒にゲームやってるんで。ゲーム? モンスターハンターです。ウチ、いま“モンハン部”ありますよ。タケさん、コバくん、オシくん、考起、青木、隼平…みんなで夜になると狩りに行ってます。クシくんが一人先走って行っちゃうんですよ。どんどん強くなってっちゃうんです」
これは良いことを聞いたと思い、それから数日、筆者は取材の合間を縫ってモンハン部の生態を探った。まずは青木亮太である。
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