赤鯱新報

【4/30練習場レポート】勝利の代償は重く、しかし選手の表情は力強く。「落ち込むところなんてない。まだ諦めていないというか、病院に行ってしっかり見てもらったら、すぐに治るんじゃないかなと思ってたりして」(永井龍)

試合翌日がもう試合3日前という、今季初のミッドウィーク開催に向けた準備は意外にもあっさりとしていた。もちろん、午前中に試合メンバーたちが群馬から帰名し、そのほとんどがリカバリー組ということはある。GK陣を合わせて16名しか練習ができる選手がおらず、実際に行われたのはボール回しとハーフコートゲームのみ。時間にして30分ほどの調整練習にそれほど大きな見どころはなかった。

午前中に帰名した試合メンバーを加えたチームは強い日差しが照り付ける13時から練習を開始。昨日の試合で負傷した永井龍は右足首にガッチリとギプスをつけていたが、松葉杖などは持っていなかった。「どこかで自分でもまだ諦めていないというか、病院に行ってしっかり見てもらったら、すぐに治るんじゃないかなとどこかで思ってたりして」と、不屈の闘志でケガとの戦いに挑む。

だが、チームの状況を知る上では重要な部分もある。まずは昨夜の負傷者2人の状態である。

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