赤鯱新報

【2017シーズン全選手レビュー】武田洋平:終盤を締めたハイアベレージの守護神。円熟期の扉は今季、開かれた。

GK16 武田洋平
J2リーグ9試合810分出場

リーグ9試合+プレーオフ2試合、そして天皇杯が1試合。12試合の出場機会は決して多いとは言えない数字だが、その質つまり貢献度で言えば、2017年の武田洋平は確かな仕事をした。9月20日の天皇杯で初めてスタメン起用されてから、名古屋の守護神の座を背番号16が譲ることはなかった。勝利だけが必要だった終盤戦も、胃に穴が開くようなプレーオフも、風間八宏監督は武田に最後尾の守りを託したのである。

しかしその座を得るまでの道のりは、正直言ってかなり険しいものだった。

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