赤鯱新報

【2017シーズン全選手レビュー】宮原和也:チーム最多出場を果たした細身の鉄人。1年で名古屋に不可欠の男に。

MF15 宮原和也
J2リーグ41試合3644分出場

細身の身体だが、中身は根性の据わった鉄人であることを証明した。今季チームが戦ったリーグ42試合、プレーオフ2試合、天皇杯3試合の計47試合のうち、宮原和也の名前がメンバー表に書かれたのは実に45試合に上る。リーグ41試合ではアウェイ徳島戦とホーム横浜FC戦での途中交代を除いてフル出場しており、欠場した1試合は入院するほどの発熱があったから。しかしそれまでにも39度の発熱があってもフル出場した試合はあり、アウェイの長崎戦は本当の本当に限界だと判断されたがゆえの“欠勤”だったわけだ。本人からすればチーム唯一の全試合出場を逃した悔しさはあっただろうが、それは逆に名誉の負傷ならぬ傷病という印象すら周囲に与えるものとなった。

常に攻撃を意識し続けた守備のポリバレントである。

(残り 1029文字/全文: 1388文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ