赤鯱新報

赤鯱新報2018年新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。J1チームとして迎える1年ぶりの新年です。
評判以上にタフで厳しいJ2リーグを潜り抜け、名古屋グランパスは日本のトップリーグに帰ってきました。
逞しさを増した風間監督体制のチームがどんな戦いを見せてくれるか、僕も楽しみにしています。

しかし、苦戦は絶対にするとも思っています。
いま、名古屋は“J1の18位”です。昇格組の一番下のチームです。
J2で魅せた攻撃サッカーは、さらに諸刃の剣になるかもしれません。
油断禁物、油断大敵。自惚れは危険です。

ただ、怖がる必要はないとも思っています。
彼らのサッカーには魅力があります。相手をねじ伏せる力も。
その能力を余すところなく発揮できれば、勝利は近づきます。
では、どうすれば名古屋は名古屋らしく戦えるのか?

そこで思いついたのが、「一戦必“笑”」という言葉です。
一戦必勝は当たり前、そのためにも彼らは笑ってプレーすべきです。
「楽しんで勝つ」と風間監督も言うように、喜びこそが名古屋の原動力です。
そうすれば、スタジアムもまるごと笑う結果が訪れます。

何だか久しぶりに感じますが、たった1年ぶりのJ1です。知らない場所ではありません。
恐れずに闘いましょう。風を起こすなら、起こしてやりましょう。
4年目の赤鯱新報もついていきます。
今年もどうぞ、ご愛顧のほどよろしくお願い致します。

スポーツライター
今井雄一朗

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