赤鯱新報

【名古屋vs仙台】レビュー:勝てない理由は数あれど。リーグ4連敗が求めるは、チームのさらなる努力と精進か。

■明治安田生命J1リーグ第7節
4月11日(水)名古屋 2-3 仙台(19:03KICK OFF/パロ瑞穂/9,297人)
得点者:23′ 石原直樹(仙台)37′ 西村拓真(仙台)53′ ジョー(名古屋)68′ 西村拓真(仙台)89′ ジョー(名古屋)
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J1の厳しさが身に沁みる4月である。どちらかといえば対策も立てやすいタイプのサッカーをしている名古屋だが、それでもJ2では地力で押し切れる戦いも多かった。個を磨き、個の集合体としてのチーム作りをしているチームは逆に言えばそこで勝負をする心積りが常にある。それ自体は哲学として、チームコンセプトとして良い悪いを論じるところではない。しかし現実としてリーグ戦ここ3試合の連敗は相手の名古屋対策の前に、試合内容も結果もパッとしないものにされている。自分たちらしさの発現を求めて踏み切った布陣変更も焼け石に水の敗戦は、J2で培ってきた土台をしたたかに打ち付ける重みを伴っていた。

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