赤鯱新報

「あれだけ鹿島を相手に試合をコントロールできていた。その中で点を取るか取らないか、そこの質を上げていかないといけない」風間八宏監督試合前記者会見の様子


○風間八宏監督
Q:チームの連敗は続いている状況でまずは勝つことも重要という部分もあるかと思います。監督の考えはいかがでしょうか。
「それは周囲の人たちが考えることで、自分たちのやることは変わらないです。目の前の試合に臨むだけで、その姿勢は全く変わっていないし変える必要もないです。そこをしっかりやっていきたいと思います」

Q:鹿島戦の内容については手応えを感じる選手もいます。監督はいかがでしょうか。
「それはもう、鹿島戦の会見でも言いましたが、ベースの部分は素晴らしかったと思うからね。あれだけ鹿島を相手に試合をコントロールできていた。その中で点を取るか取らないか、そこの質を上げていかないといけないというのは歴然としたところなので。そこはすごく大事なところだと思うし、だけどベースは崩さない」

Q:得点を決めきるという点での課題の質は、以前と鹿島戦とでは異なるものだったのでしょうか。
「もちろんそうでしょう。ペナルティエリアの中にどれだけ入っていたかといえば、ものすごく入っていた。だけどシュートを打たないことがたくさんあったし、最後のところでの質が、要するに“目”だよね。目が揃っていない部分があったし、それだけで言ったらあの試合では10本以上のシュートを打てているはずなので、簡単に言うとね。だからそこの部分については別に何とも思っていないんだけど、そうは言っても“そこ”を見つけないといけないので。それを今ずっと選手に要求しているところなので。あそこまで押し込んでハーフコートでできて、ボール支配率の62%というのもほぼ相手のコートだった。後ろでボールを持っていたわけではなかったわけだから、ものすごく選手が上手くなっているというのは確信しています」

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