赤鯱新報

【名古屋vs柏】プレビュー:前半戦最後にして見出した勝利への新たな道筋。名古屋はタフにアグレッシブに、勝点3へと突き進む。

■明治安田生命J1リーグ第15節
5月20日(日)名古屋vs柏(14:00KICK OFF/豊田ス)
———-

ようやく真の意味での”総力戦”が仕掛けられる。リーグ戦14試合とカップ戦6試合、計20試合を費やしてのそれが速いか遅いかは今は問うまい。とにかくワールドカップによるリーグ中断を目前にして、名古屋は片手しか上がってなかったファイティングポーズをがっちりと組むことができるようになった。その要因はもちろん、水曜日のルヴァンカップでG大阪を粉砕したサブ組たちの勇敢な戦いぶりだ。ジョーをして「成功した試合を、同じ選手でなくともできるようにしなければ」と言わしめる充実のゲームを再現し、さらにその出来を更新する。それを成すのは正当な競争原理の元に導き出された2018上半期のベストメンバーだ。柏を迎え撃つホームゲームはこれ以上負けられない、勝つしかないという重みのある戦いではあるが、名古屋に立ち込めていた不安という名の靄は消え去っている。あとはやるか、やらないか。そしてやれるか、やれないかという内なる戦いの末に、相手を上回るだけである。

(残り 2151文字/全文: 2625文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ