【赤鯱短信】覚悟のプレスバック、自覚のリーダーシップ。押谷祐樹が起こした風は、豊田にも吹き荒れるか。
演出家・押谷祐樹の爆誕である。ちょっと大げさかもしれないが、今の押谷を表現するならば、この肩書がやはりしっくりくる。ルヴァンカップのG大阪戦で素晴らしいセットプレーのキックを披露したことだけがその理由ではない。その試合で彼はもっと重要な役回りを担っていたのである。
改めて振り返るに、G大阪戦はハードワークの勝利だった。特に前線からの激しいプレッシングから始まる守備の連動が素晴らしく、それは同時に攻撃の連動性を高めるキーファクターとなってチームに好循環を呼び込んだ。実はその“首謀者”が他ならぬ押谷である。「とにかく走りましたよ。マジでキツかった…」。しかし率先垂範。自らがその急先鋒となってチームを牽引した背番号19は、試合前に行なった選手ミーティングの内容を一部明かしてくれた。
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