赤鯱新報

【名古屋vs柏】レビュー:13戦勝ちなし、最下位で名古屋はリーグ中断へ。勝つための次の一手は、どこに打たれるか。

■明治安田生命J1リーグ第15節
5月20日(日)名古屋 4-3 柏(14:03KICK OFF/豊田ス/21,327人)
得点者:16′ 江坂任(柏)41′ ジョー(名古屋)47′ 中山雄太(柏)56′ 江坂任(柏)64′ 玉田圭司(名古屋)
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勝っていてもおかしくない試合ではあったが、結果はまたも負けだった。判定への不満は尽きないが、それも試合の一部として受け入れなければならない。3点を失い、2点を奪い返した。内容も五分五分以上に闘った。それでも勝てなかったのだから今の名古屋は本格的に弱いチームなのだと断ずるほかない。開幕2連勝は名古屋強しを2年ぶりのJ1リーグに印象付けたが、その後の13試合で獲得した勝点はわずかに3である。最下位という順位は当然で、後半戦はまず残留争いからという立場はこれではっきりした。柏との一戦を振り返るには、まずこうした名古屋の立場と居場所を明確にしないことには始められない。強いはずのチームがなぜか負けている、という状況ではない。J2の3位がやはりJ1で苦戦している、という現実を認めなければいけない。

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